Aldyss -アルディス- 闇の中より見いだす光 著者:ユリウス・カエルレウス 更新休止中|103,639字 皇族は月帝神族に縁を持ち、直系の血を引くとされる。その真偽の程について論じることにもはや意味はなく、いずれにせよ証明することもできない。だが、かれらが万年に渡り頑なに血族間での婚姻を繰り返していることは、おそらく事実である。人々が神性を見いだすには、それで十分だろう。 改稿前ファイル→aldyss.txt 〈登場人物・用語〉 目次 第一章 ファーリーン 第一節 風の都 第二節 赤き荒野 第三節 影の到来 第四節 魔聖の白(上) 第五節 魔聖の白(下) 第六節 黄金の街 第七節 古き血の誓約(上) 第八節 古き血の誓約(下)